アルトサックス & クラリネット奏者


1945年2月1日生まれ。14歳で大阪フイルハーモニーのクラリネット
奏者川崎良一氏に師事、中学生時代日本一の座を築いた西宮市立今津中学校
吹奏楽部において得津武史先生の第一期である。
1960年〜1962年NHK大阪放送管弦楽団に見習いとして在籍、
同時期、朝比奈隆指揮の朝日ジュニアオーケストラに在籍、後にジャズに転校
1970年リードアルト奏者として招かれ上京する。
1971年から21年間、関西のビッグバンドである北野タダオとアロージャズオーケストラに在籍する。後フアインメイツオーケストラにも在籍。
2005年6月念願であった池田市民会館を本拠地とするアゼリアジャズオーケストラを発足、数々のコンサートを開催している、また、NPО法人関西ジャズ協会の理事として、関西のジャズ文化発展のため奮闘中である



1987年 ディジー・ガレスピー氏と

 
 
1971年より21年間北野タダオとアロージャズオーケストラにリードアルトとして在籍し、演歌からジャズメンに至るまで数多くのアーティストと共演する機会がありました。いろんなアーティストの方のことは又紹介するとして、私自身、一番強烈だったのは、あの、バップジャズの創設者ディジー・ ガレスピー氏と共演できたことです。
             それは1987年12月関西のベーシスト宮本直介氏のプロデュースによりガレスピーとアロージャズオーケストラのコンサートが大阪厚生年金会館から始まりツアーがあったことです。何より私自身音楽上で大事なオーケストレーションのことをガレスピーから教えてもらったこと、それは5日間にわたるリハーサルです。
             最初はベーシストのポール・ウエスト氏によって細かくチェックされて続いてガレスピーが来日し、それこそ子供に教えるようにアドバイスしてくれて、ドラムには自分自分ドラムを叩いてみせるし、ピアノを弾いてみせるし、各セクションにわたって細かくチェックしてくれました。なかでも私のサックスセクションに於いては、5人の音が聞こえない、間違っても怒ったりしないから5人がビックトーンで吹け!と言って一つのフレーズ何回も吹かされOKのサインが出た時は、なんと私自身今迄耳にしなかったサウンドになっていたことです。私の思うことは、ブラスバンドに於いてもビッグ・バンドに於いても基本は同じだ、しっかりピッチを合わせて基本どうりに演奏することだと!
             現在自己のビッグ・バンドに於いてもアマチュアのオーケストラの指導に於いてもガレスピーの教訓を生かしていきたいと思っています。


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